【英文法】意味上の主語が何を表すか

こんにちは。大学入試対策ブログNew Guide for English Learningへようこそ。

今回は英文法に関する記事になっています。

受験文法の中で「意味上の主語」というタームをよく聞きます。でも、たいていの受験生はその機能どころかその用語すら知りません。アンビリーバボー(´;ω;`)

例題を出します。次の4択から空欄に当てはまる最も適切なものを選んでください。

In order for a design (         ), several standars must be met.

(1) to select     (2) to be selected     (3) selecting     (4) being selected

正解は何でしょう???

まず、先頭にIn orderがありますから、in order to Vの形が想像できるかと思います。

となると、空欄にはおそらくto Vの形が入ってくることがこの時点で予想できますね

この時点で選択肢3と4は消去できますね。

で、ここからが本題です。toの中身が能動態か受動態か・・・

to Vに対する主語は一般的にfor Sで付け加えることができます。これが俗にいう「意味上の主語」です。

ということは、デザインが選ぶだと意味をなさない(単純にselectは他動詞で、目的語取らないといけないし)ので答えは必然的に2に決定します。

もし仮にfor 人だったら、1もありえたかもしれませんね。

いいですか?for S' to Vの型で覚えちゃってください。

ちなみに、動名詞に対する意味上の主語の挿入は「one's Ving」の形ですのでお忘れなきように・・・

よく使われるセンテンスとしてこんなのもありました。

Would you mind my smoking here?(あなたはわたしがここでタバコを吸うことを気にしますか?=ここでタバコを吸ってもいいですか?)

英作文でよくミスする文法事項なので、しっかり復習するようにしてくださいね!

では、これで終了します。